花の木 11月号
 
 

 暑い夏が始まり、この季節になると高校生の頃を思い出します。私も甲子園を目指し、仲間たちと白球を追いかけ苦しくも楽しい三年間を過ごしました。この三年間では、野球以外に色々なことを学び、これまでの人生で一番貴重な時間だったと今も感謝しています。
 昭和五十六年に消防士に採用され、消防学校に入学し、半年間共に助け合った同期とは、今でも仕事の話や情報交換でお世話になっています。
 今は便利な時代になり、パソコンやスマートホンが普及し、様々な情報をその場で得ることができます。 便利な反面人間関係が希薄になった気がします。利便性を否定するつもりはありませんが、子どもたちには顔の見える人間関係を大事にしてほしいと思います。自分が苦しいときに手を差し伸べてくれるのは親友です。親友と呼べる友を大切にしてください。

県小中P連理事 広報環境委員 佐藤 圭一

 
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