愛知県小中学校PTA連絡協議会では、会員のみなさまがPTA活動を安心して積極的に推進するために、それを支える保険制度の必要性から、全国に先がけて昭和54年度から「PTA活動傷害補償保険制度(保険会社に委託)」を導入しました。
その後、各都道府県及び政令指定都市のPTA連合会や協議会の多くが、自主運営の共済事業を立ち上げたことに鑑みて、本県でも平成8年10月23日に設立総会を開催し、同年11月1日に「愛知県小中学校PTA連絡協議会安全互助会」を発足させました。それ以来、今日まで県下40万余会員の加入のもとに、順調に運営をしてまいりました。
しかしながら、平成18年4月1日に「保険業法の適用範囲及び保険契約者保護制度」の見直しを趣旨とする改正保険業法が施行され、誠に残念ながら「PTA安全互助会」は従来の方法で運営することができなくなりました。
これに従い、暫定措置期間の平成18年7月1日から平成20年6月30日迄は、「安全互助会積立基金特別会計」を運用して、事業を継続してまいりましたが、平成20年7月1日以降は、年次総会の決議に拠り、この「安全互助会の手引き」に示しましたように、改正保険業法に抵触しない新たな方式で運営することといたしました。
今後は、日本PTA全国協議会、近隣諸県・市PTA連合会・協議会との連携のもとに、次期保険業法改正の動向を見ながら検討してまいります。また、平成23年度からは「安全互助会」をPTA本体の事業に組み入れ安全互助事業として運営していくことにしました。会員のみなさまには、いっそう安全互助会の運営にご理解とご協力くださるようお願いいたします。
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